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今いる場所を何度も聞かれる

認知症になると、
ものを憶えられなくなって、
忘れていきます。

 

憶えられなくなって忘れていくということは
短期記憶がなくなるということです。

 

短期記憶が無くなると、
今いる場所がわからなくなります。

 

なんでここにいるのかがわからなくなるのです。

 

だから今いる場所を教えてあげましょう。

 

 

認知症の人は記憶が曖昧になるので、
いまドコにいるのか、なぜココにいるのかが
わからなくなります。

 

ですから、いつも不安を抱えています。

 

気づいたら新幹線のなかだったら、
あなたはどうしますか?

 

まずは自分の状況を把握しようとしますよね?

 

なにが起こっているのか、
ココはどこかのか、
なぜココにいるのかを考えると思います。

 

考えてもわからなかったら
誰かに聞きます。

 

慣れ親しんでいる場所なら
誰にも聞かなくて大丈夫だけど、
知らない場所、又は本人が
知らない場所と思っているならば、
「ココは〇〇ですよ」と教えてあげましょう。

 

そして、できたらこれからどうなるのかを教えてあげましょう。

 

例えば、入院していたら
「ココは病院ですよ。
骨折して入院しています。
でも退院できるから大丈夫。」

 

そうやって言われると、
また忘れるにしろ、
言われたその場は、安心します。

 

安心できる場を提供していきましょう。

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