認知症の人が家のなかをうろうろして落ち着かない場合でもイライラしない方法とは?

家の中を歩き回る

同居している母親が、
毎日、部屋を行ったり来たりして
家の中をうろうろ歩き回って
落ち着かない。

「何しているの?」と聞いても
答えず、またうろうろする。

「用がないなら座ってなよ」
そう声をかけると
「うん」と返事はするけど、
しばらくすると、また部屋を
うろうろ歩き回る。

部屋を行ったり来たりして目が離せないから、
気の休まる暇がない。

家事もやらなくちゃいけないのに…。

うろうろしているのを見るだけで
ストレスが溜まって、
イライラしてきちゃう自分がいる。

認知症の家族を介護している人の中には、
このような悩みを持っている人も
いるかと思います。

認知症の人と暮らしている家族は、
毎日介護を頑張っていると思います。

しかし、落ち着きがなく、
家中うろうろされると、
精神的にも辛いですよね。

今回は、
家じゅううろうろする認知症の人に対し、
どうしたらストレスがたまらずに
ケアできるのかをお伝えします。

やることないんだから座っていればいいのに


お母さん、認知症になる前は、
お風呂の準備をして、
その間に洗濯をして、
ご飯を作ってって忙しく動き回ってたな。

でも、今は何もすることがないんだから、
なんだったら私やお父さんが
やっているんだから、
ゆっくり座っていればいいのに。

何も用がないなら
じっと座っていればいいのに。

なんで一日中
家の中をうろうろするの?

家の中をうろうろする理由とは?

「うろうろしないで」
「じっとしていれば?」と言えば、一時的に
うろうろはなくなるかもしれませんが、
根本的な解決にはなりません。

根本的に解決するためには、
うろうろする理由を探しましょう。

なぜうろうろしているのかがわかれば、
あなたは納得することができます。

納得することができれば、
あなたのイライラが減ります。

根本的に解決し、
あなたがイライラしないためには、
まずはうろうろする理由を探しましょう。

なぜなら、必ず理由があって
やっているからです。


考えられる理由としては


体の調子が悪い
(トイレの問題、痛いところがあるなど)

何か用事をしようとしている
(でも忘れちゃったり)

何かをしなくちゃと思っているけど、
それが何かがわからない。

自分が何をしていいのかがわからなくて、
うろうろしている。

などがあります。

ストレスをためない方法

家の中をうろうろし、
落ち着かないお母さんを見ていると
なぜイライラするのかというと、
うろうろしている目的がわからないからです。

目的があって、
家の中を動き回っているのなら、
イライラしません。

お風呂の準備をして、その間に洗濯をして、
ご飯を作って…と動き回っていたお母さんを
見ていても、イライラしなかったはずです。


何も用がないのに、
落ち着きなくうろうろしていると思うから
イライラするのです。

何をしたいのか、行動の目的がわからない。

行動の目的がわからないから、
辞めさせることもできない。

そりゃ、イライラもしますよね。

だから、行動の目的、理由を見つけることで
納得もできます。

また、理由がわかれば、
対応することもできます。

体の調子が悪ければ、不調の原因を取り除く。

なにか用事をしようとしているなら、
その用事を探って一緒にやる。

家の中で思考が煮詰まっていたら
散歩して気分転換をする。

何をしていいのかわからないければ、
好きなことで、役割を作ってやってもらう。

このように理由にあわせて対応することで
認知症のお母さんも、
無駄に家の中をうろうろすることも減り、
あなたもイライラすることがありません。

もし、
あまりにもストレスが溜まって、
限界!辛い!というなら

その時は、
一見冷たいと思われるかもしれませんが
理由を探しつつ、自分が外出するか、
デイサービスなどでお母さんに
外出してもらって、物理的に、
うろうろしているところを見ないように
しましょう。

デイサービスなどを利用して、
そこで理由を見つけて
もらうのもいいでしょう。

見えるからイライラするのです。
見えるから気になるのです。

一見冷たいと思われるかもしれませんが、
お互いにストレスが溜まって、怒鳴ったり、
認知症の症状が悪化するよりも
長い目で見ればずっと得策です。

自分のゆとりの時間、
認知症のお母さんが思う存分
うろうろできる時間、
両方の時間を作ったほうが
介護生活はうまくまわります。

介護の負担を軽くする一番の近道は学ぶこと

認知症になると、様々な原因により、
認知症の症状がでる事があります。

認知症による症状なのですが、
毎日だとストレスもたまるでしょう。

そのストレスを少しでも減らすには、
学ぶことです。

残念ながら、これをやったら
家の中をうろうろしなくなる!といった
魔法のテクニックはありません。


認知症の症状に振り回されないためには、
脳の仕組みや認知症について学ぶことが、
実は一番の近道です。

そうすることで、
症状に振り回されることなく、
また認知症の人と良い関係を築くことも
できます。


私の認知症セミナーでは、このように
認知症介護のストレスを軽くするための
知識や方法をお伝えしています。

認知症介護を楽にしたいかたは
ぜひご参加ください。

 

認知症介護でお悩みのあなたへ

介護者も認知症の人本人も
症状に振り回されず、
自分らしく暮らすためには、
認知症や認知症介護の知識が欠かせません。

認知症の知識が無ければ、
介護疲れから、怒るかもしれません。

しかし怒ったところで
症状は改善されませんし、
それどころか、多くの場合は症状が
悪化します。

また、誰でも認知症になる可能性はあります。
あなたも認知症になるかもしれません。
その時に介護する側に知識がなければ、
このような不適切なケアを
受けるかもしれません。

自分が介護するときだけではなく、
もし万が一自分が介護される側に
なったとしても、自分らしく生きるためにも、
認知症の知識を身につけ、
認知症に備えておきましょう。

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