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「今何をしているの?」と何度も聞かれる

認知症になると、
過去や未来が
わからなくなってきます。

まず現在から近い過去から
忘れていきます。

 

忘れていくというより
その情報を憶えていられません。

さっき聞いたでしょ?と言うことを
繰り返すのもこのためです。

 

過去がなくなると、
次は未来と現在が揺らいできます。

 

私たちは流れる時間の中で生きています。
そして過去から現在を憶えていて、
未来を予測しています。

 

今あなたはどこかで
この文章を読んでいるかと思いますが、
読むまでどのような行動をしましたか?
またこの文章を読み終わったらどうしますか?

 

例えばどこかに行く電車の中かもしれません。
家でパソコンで見ているかもしれません。
暇つぶしにスマホで見つけたのかもしれません。

 

皆さんはこの文章を読むまで、
どのような行動をとったか憶えているから(過去)
この文章を読んでいることがわかるし(現在)
読み終わってからの行動がわかるのです。(未来)

 

これが、気づいたらパソコンが開いていて、
この文章を読んでいる。

 

次に気づいたら外にいたらどうでしょう?
怖いですよね?

 

自分が何をしてきて(過去)
何をしていて(現在)
これからなにをするのか(未来)が
把握できないと怖くなりますよね。

 

もし把握できない状態になったらどうしますか?

何度も聞きたくなるかもしれません。
「ここはどこ?」
「なんでここにいるの?」
「何をするの?」
聞かなくても不安に思うかも知れません。

 

あなたが介護をする人なら、
認知症の人に何度も聞かれて
ちょっとイライラするかもしれません。
でも、認知症の人はこのような恐怖を持って
生活しています。

 

もし認知症の人が
キョロキョロしながら
不安な顔をしていたら、
ちょっと先回りして
「今はこれをやっているんだよ」など、
現在やっていることを説明する。

 

今やっていることと
別なことを始めるときには声をかける。

 

このように相手の不安を知り
適切に声をかけると、認知症の人は
今やっていることがわかるので、
不安が減り、落ち着いてきます。

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