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同じ話を何度もして確認される場合には

このまえ頂いた
ご相談。

 

「同じことを何度も聞かれるんです」
「それだけじゃなくて、確認されるんです」

 

「聞いてるの?」
「〇〇はどうしたらいいの?」

 

そうやって、毎回聞かれたら
答える方は大変です。

 

「さっき答えたのに」
「また同じ質問?」

そう思っちゃいます。

 

「お父さんはどこ?」
そう聞いてくるVさん。

その度に
「5時にお迎えが来ます」
「お父さんが迎えに来ます」など
答えるのですが、3分ごとに
聞かれます。

 

聞いているうちにVさんも
そわそわし始めて、
落ち着かなくなってしまいます。

 

 

 

あなたは、
「玄関の鍵を閉めたっけ?」
「ガスコンロを消したっけ?」

 

そう思って、ドキドキしたことって
ありませんか?

 

私は、よくあります。

 

この前も、玄関の鍵を閉めたっけ?
そう思って、引き返したら
玄関の鍵が開いたまんまでした。

玄関の鍵を閉めたっけ?
ガスコンロを消したっけ?って
心配になってドキドキするのって、
その先に、重大な事件が起こったら
どうしようって思っているからです。

 

認知症の人も同じです。

 

「あれ、どうなってたっけ?」
「〇〇の名前って?」
そうやって、聞きます。

 

聞く内容は人によって違いますが、
忘れていたら困るって思っているから
聞くのです。

そんな時の対応の1つとして、
紙やホワイトボードで
メモにしましょう。

自分で書いてもらうのも
いいでしょう。

用事は本人が普段書いているメモのように書く。
名前は名札をつける。

それを必ずわかるところに置く。
見えるところに提示する。
わかるところに書く。

 

そうすることで
何度も聞かれることが
減るかもしれません。

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