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介護疲れの解消方法

ある日のこと。

地元で開催されているお祭りに行くと
向こうから知った顔が。

「預けているのに、
自分はお祭りに来て、ごめんなさい」

 

相手はKさんの息子のお嫁さんと
その子供(Kさんの孫)
親子水入らずです^^

 

ちょうどその日、Kさんは
うちの施設でショートステイをしていました。

 

ショートステイとは
1泊から長ければ30泊まで
施設に泊まること。

ショートステイの間は
自宅には帰りません。

ショートステイをさせているのに
自分はお祭りに遊びに来てすいません。
お嫁さんが言ったのはそんな意味でした。

 

家族はそう思って、罪悪感を
感じるかもしれませんが、
罪悪感を感じる必要はないと
私は思います。

介護や看護をしていて思うこと。
それは、自分が心も体も元気じゃないと
介護や看護はしんどい。

特に、自分の体調が悪い時は
人のお世話どころではなくなります。

私も一応主婦なので、
家事などをするのですが、
インフルエンザで高熱を出して
体がだるい時は、ちょっとしたことで
イライラしたり、家事が捗らなかったりで
泣きたくなります。

 

認知症介護も同じです。

 

特に、よくわからなかったり
不慣れだったりすると
介護のプロに比べてとても疲れてしまいます。

体も疲れますが、心の疲れが
体を一層疲れさせることって
あるのです。

 

普段の生活でも、新しい職場、
新しい部署に行ったら、
気も使うから、余計に体が疲れる
あの感じです。

 

そうやって、疲れが溜まると、
病気にもなりやすくなるし、
イライラして、無駄に怒っちゃったり。
そしてそんな自分を責めてしまったり。

悪循環ですよね。

 

だから、介護サービスを上手に利用して
疲れを溜めないようにしましょう。

 

自分もリフレッシュする時間を
持ちましょう。

 

誰にも邪魔されず
自分が時間をコントロールできる
自分だけの時間を持ちましょう。

そうすることで、疲れが癒えて
前を向く力になるのです。

頼れるものはどんどん頼って
しまいましょう。

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