トイレって
そこで排泄できることも大事ですが
後始末ができることも大事です。
介護施設で
排泄後、オムツを流してみたり
布を流してみたり
紙を多量に流してみたりする
Tさん。
本人は悪気がないのですが
なんせ毎回トイレを詰まらせて
壊してしまう。
Tさんは「トイレ」の意味はわかり
そこで排泄することはできるのですが
排泄後の適切な処理(排泄物だけを流す)が
わからない。
介護者がトイレについて行くのは
すごく嫌がる。
どうしよう?
↓
自分で流せるから詰まるんだ!
↓
自分で流せなければ詰まらない。
↓
ポータブルトイレを使おう。
ということで
「お部屋用トイレです」と
ポータブルトイレを設置。
これによりピタッと
排泄後の問題はなくなりました。
認知症の人が
どこがわかっていて
どこがわからなくなっているのか
この2つを把握することで
うまく介護に繋がりますね