好きなものは食べるのに
相手のことを
一生懸命考えて作ったものは
残してしまう。
相手のためを思って
一生懸命作ったのに
なんで?
そんな気持ちになったことは
ありませんか?
この前受けた相談。
お母さんにご飯を作っている。
栄養も考えなくちゃだし
バランスよく食べてもらいたい。
そう思って焼き魚とか出すのに
硬いと言って残してしまう。
お刺身とかハンバーグとか
好きなものは硬いと言わずに
食べるのに。
なんで残しちゃうんだろうって
聞かれました。
よくよく聞くと
焼き魚もアジの干物とかを
よく焼いて食卓に出す。
「だって生だったら心配じゃない」
そう言っていました。
う〜ん、そうなんだけど・・・
歳をとると唾液などが出にくくなって
口の中が乾燥します。
私たちは食事の時に
口の中で食べ物と唾液を混ぜて
のみ込みやすくしていますが、
唾液が出ないと、
のみ込みにくくなってしまいます。
それが食べにくい原因
残してしまう原因と
なってしまうのです。
例えば、
マラソンなど運動をして
口の中が乾燥している時、
鼻づまりで、口が乾燥している時、
粉々に砕いたクラッカーを
口の中に入れたらどうでしょう?
さらに口の中の水分が持っていかれて
口の中がパサパサになります。
そんな時、何より欲しいのは
水分を含んだ食べ物。
飲み物。
極端に書いていますが、
そのくらい口の中が
乾燥していると
考えてみましょう。
そしたら、よく焼いた干物は
ちょっと硬いというか、
のみ込みにくい。
だから、火を通した食べ物がいいなら
煮物にするとか、
あんかけにすると
食べやすいでしょう。
食事の前に、お茶などを飲むのも
口の中の乾燥を和らげます。
ちなみに、好きなものは
見ただけでも、食べたいという意識から
消化液である唾液が出るので
のみ込みやすくなるんですね〜。
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3月2日(土)
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