認知症介護歴32年の看護師が送る認知症介護が楽になる無料PDFを今すぐ手に入れる>>

真夏なのに「寒い」という

 

「真夏なのに寒いと言って
何枚も着て厚着して。
でも、うちわで扇いでいるんです」

 

以前、こんな話を聞いたことが
あります。

ここ最近は猛暑で
35度を超えることもありますから
厚着していたら、熱中症になるのでは?
そう思って心配になりますね。

それなのに、認知症の本人は
「寒い、寒い」と言って
厚着して布団をかぶっている。

何が起こっているんでしょうね?

実はこれ、
汗をかきすぎて
寒くなっているのです。

汗をかいた後、
風に当たると体が冷える
そんな経験ありませんか?

私は、講座中によくあります。

講師をしていると
受講生より汗をかきます。

交感神経が
バリバリ働いているから。
(もしかしたら更年期のせいかも)

暑くて汗をかいているときはいいのですが
汗が乾いてくると、寒くなってくる。

それと同じです。

夏で暑い
↓
汗をかく
↓
気化するときに熱を奪う
↓
寒気がする
↓
寒いから厚着する
↓
汗をかく
↓
気化するときに熱を奪う
・
・
・
(繰り返し)
と悪循環が続くのです。

私たちは、
汗をかいたから寒くなっていると
気づくことができますが、
汗をかいた記憶がなくなったら
どうでしょうか?

季節がわからなかったら
どうでしょうか?

汗をかいていることがわからなかったら
どうでしょうか?

理由はわからないけど
「寒い」になってしまいます。

認知症になると
季節がわからなくなったり
体が不快な理由が
わからなくなったりします。

だから、夏の暑い日に
「汗をかいているから寒い」
それがわからなくなるのです。

真夏に「寒い」と言っている人がいたら
まず、服や毛布の中の身体を
触ってみましょう。

そして汗をかいているなら
よく絞ったタオルで拭いて
着替えをしましょう。

そうすると
「寒い」がなくなるかも
しれません。

タイトルとURLをコピーしました