明日、鹿児島で講座なので
これから飛行機で鹿児島に
向かいま〜す。
ちょっとした旅行気分です。
旅行といえば、
認知症の人との旅行ですが、
旅行したことを
覚えていないかもしれませんが
ぜひ旅行に行ってもらいたいですね。
写真を撮って、
あとから楽しむこともできるし、
良い感情を持つことは
認知症の進行を遅らせることが
できます。
ただ、旅行で注意したいのは、
疲れすぎないようにすること。
認知症の人は、記憶の障害があるので
現在の自分が不安定になります。
だから、初めての場所に旅行にいくと
今自分がどこにいて、何をしているのか
何をしようとしているのかを
把握するのに、すごく疲れます。
疲れるとイライラするし、
イライラすると不穏になりやすいです。
夜中にふと起きたら、
いつもの天井じゃないし。
トイレの場所はいつもと違うし。
喉が渇いても、水道や冷蔵庫が
どこにあるかわからないし。
だから、自分の居場所を把握しようとして
人よりも疲れてしまいます。
（もちろん、進行度合いにもよります）
なので、なるべく
疲れないようなスケジュールを組む。
不安そうな顔をしていたら、
先回りして「どうしたの？」と聞く。
これからやること、
今やっていることを
具体的にわかりやすく説明する。
そうすることで、不安が減り
疲れも最小限にすることができます。
認知症になったからと
楽しみを減らすのではなく
楽しめる方法を考えて、
いっぱい楽しみましょう。
楽しみを提供しましょう。
