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自分は大丈夫と思ってない?自分が認知症になったらどうしようかと考えたことはありますか?

認知症になった自分

認知症ケアや、認知症になった方へのコミュニケーションなどのセミナーや啓蒙は多いのですが、自分が認知症になったときにどうするか?を考えている人は結構少ないのではないでしょうか?

認知症保険などもしもの時の備えなどもありますが、多くの人は、認知症のことは「他人事」と考えている人が多いような気がします。

それもそのはずで、認知症に対する知識をお持ちの方はまだまだ少なく、仮に、身近に認知症になっている人でも、認知症者へのケアで精一杯で自分の事を考えている暇もありません。

ましてや、身近に認知症の方がいない人にとっては、認知症は無縁といっていいでしょう。

しかし、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されています。

これをお読みのあなたが今40代くらいだったとしたら、自分が60代になった時にはもっと多くの人が認知症になっているという事です。

あなたも例外ではないのです。

そこで、この記事では、認知症に対して今のうちから考えておいたほうが大切な事をお伝えしたいと思います。

認知症になった後の事を考えたことはありますか?

認知症の事を教えている人や認知症ケアなどのセミナーの多くは、認知症になった人とのコミュニケーションをどのようにとって、認知症の方と付き合っていくか?が目的になっています。

なので、セミナーなどでは、認知症への理解とコミュニケーションの方法などがメインとなっています。

しかし、これはあくまで対認知症患者へのセミナーになるので、自分が認知症になってしまった時にはあまり意味を持たないでしょう。

もちろん認知症の知識を得ることは大切です。

ですが、自分がもし認知症になってしまったら?という意識を持って知識を得る方は皆無ではないでしょうか?

認知症になった場合に起こり得ることをあなたは知っていますか?

認知症になったら起こる症状

記憶障害
数秒前~数時間前にあったことを忘れてしまう。
進行すると年単位で忘れてしまう
同じことを何度も言ったり、聞いたりする
よく忘れ物、なくし物をする
人の名前や物の名前を忘れる

関連動画↓
認知症の人の記憶ってどうなっているの?

見当識障害
今日が何月何日の何曜日なのか分からなくなる
季節や状況に応じた服装ができなくなる
いつも使う道で迷子になる
離れて暮らす娘や孫がわからなくなる

関連記事↓
「散歩に行って帰ってこれない」「孫のことがわからない」認知症の症状『見当識障害』とは?

理解力・判断力の低下
これまでできていた手続きなどができなくなる
人に物事を説明することが難しくなる
テレビ番組の内容や人の話が理解できなくなる
行動にミスが増える

その他の症状
仕事の段取りが悪くなり、時間がかかる
これまでできていた仕事が正しくできなくなる
日常生活上のツール(電話など)が使えなくなる
食事の食べこぼしが増える

このような症状があります。

また、気分が沈む抑うつ感や幻覚、誰かに持ち物を盗まれたという妄想などを抱くこともあります。

関連記事↓
もしかして認知症?と思った時に慌てない7つの知識

認知症になると人により進行具合は様々ですが、今までの生活から、全く思い通りにいかない生活に激変してしまいます。

なので認知症の初期は、頭で思っていても思い通りにいかないことに感情的になってしまったりと、周りとぶつかることも多くなり、人とのトラブルも起こってしまうかもしれません。

このような状況になってしまった時にあなたは、どのように対応して欲しいか?

その意思を伝えることができないのです。

これってすごく悲しいことではありませんか?

本当はこうして欲しいという想いがあってもそれを口にすることができないのです。

昨日まで見ていた、今まで感じてきたものが全て失われるということはとても悲しく、怖いことです。

ですが、これがあなたにも起こり得る可能性があり、誰しもその可能性はあるのです。

認知症にもし自分がなったらを想定して、今のうちから周りに自分の意思を伝えていくことが大切ではないか?

認知症を理解し、認知症者へのコミュニケーションを学ぶこともとても大切ですが、私は、自分自身が、認知症になった時に、どのような対応をして欲しいのか?

自分がなった時を予測して、先にその対応策を自分が決めておくほうが認知症になっても自分の意思が生き続けていることにつながるのではないか?と思っています。

だからこそ、認知症になる前に、認知症の世界を知り、「自分への取扱説明書」を作っておくことが、あなた自身が悲しまずに、自分の意思で生き続けていく道標となるのではないかと考えています。

認知症になってないからこそ、認知症になった時の事を学ぶ必要があると思います。

自分がなったらを想定し、どんな言葉をかけて欲しいのか?

どんな対応をして欲しいのか?

それを言語化できていたら安心できませんか?

家族にそれを伝えておいたら安心ではありませんか?

認知症者への対策ではなく、自分がなった時のリスクを考えて認知症学ぶことがこれからもっと大切になると思います。

そこで、当協会では、「認知症に備える私のトリセツセミナー」を行っています。

認知症の世界を知って、認知症の知識を学び、自分がなった時の取扱説明書を考えてもらう。

そんなセミナーです。

もし、自分が認知症になったらどうしよう。

そう少しでも考えている方は一度セミナーを受けてみてください。

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