認知症のAさん80歳
ゲートボールが好きで
ゲートボールをみんなとするのですが
人のボールを取っちゃう。
それを見た周りの人(同年代)は
「ダメだよAさ〜ん」って言う。
「いくら言ってもわからないんだ」
そう友達は相談されたそうです。
その友達は、
「認知症だから忘れるのはしょうがない」
「隣について、声をかけてあげればいいよ」
そう答えたそうですが、次もまた
「いくら言ってもわかんないんだな〜」
と言われたと。
「この前、介助方法を教えたのにな〜」
そう友達は言っていました。
なので、
「具体的な方法を教えた方がいいよ」
と説明。
ボールにどこから見てもわかるように
名前やマークを書く。
Aさんのだってわかるようにする。
そうすることで、他の人のボールを
自分のボールだと思って
取ることはないのです。
そう具体的な方法を
説明した方がいいよって
言いました。
もちろん、隣について教えたらいいよって
いうことで理解して、できる人もいます。
でも、それだけじゃできない人もいます。
教える相手の年齢や、背景によって
教える内容を変えるとより一層
伝わるでしょう。