先日、自分の勉強のために
あるセミナーに行ってきました。
そこでIQとEQの話が出ました。
何をするにも、IQとEQが必要だと。
ちなみにIQは知能指数と言われ
EQは情動指数と言われています
(訳し方は様々あります)
要は、対象のなるものに対して
知識と、心が必要であるということ。
それを聞いて、介護にも当てはまるなと
思いました。
介護のIQは、
病気や体に対する知識、テクニックなど
介護のEQは、関わる人全部の気持ちを知ったり、
自分の気持ちを知ること。
そして思いやること。
IQとEQ両方バランスよく持っているのが
穏やか介護、ハッピー介護のコツです。
IQだけだと、知識だけでどうにかしよう
どうにかできると思いがちに
なってしまう。
認知症の人は特に、
非言語コミュニケーションに敏感です。
反対にEQだけだと、
気持ちはあるのだけど、
実際にどう動いていいのかがわからない。
先の見通しも立たないから、
不安になる。
どちらもあまり嬉しくない状況です。
もちろん、人によっては
IQのほうが得意。
EQのほうが得意。
IQしかない。
EQしかない。
そんな人もいるかも知れません。
片方しかない、不得意であるから
穏やか介護、ハッピー介護に
なれないかと言ったら、
そうではありません。
以前にもお話しした通り
介護は誰が見るかではなく
どうやって見るかです。
自分が不得意なら
得意な人と一緒に介護をする。
得意な人に手伝ってもらう。
得意な人に教えてもらう。
そうすることで、
自分も周りも穏やかで
ハッピーになる介護が実現できるのです。
私の介護のIQやEQもさらに高めていこう、
そう思った先日のセミナーでした。