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「これから先の人生のことを、若いときは将来とか未来っていうポジティブなイメージの呼び方なのに、年齢を重ねるにつれ、老後になって、ネガティブなイメージになるよね」とこの前友達と話していました。

 

いくつから老後って言うようになるのかは人それぞれだと思いますが、老後ってどんなイメージでしょうか?

 

暗い?辛い?お金の心配?楽しみ?

 

いろいろな老後があると思いますが、人生100年といわれているこの時代。このブログでは老後(60歳定年後)を、より自分らしく生き、これから先の人生を豊かに過ごすためのポイントについてお伝えしていきます。

 

豊かな老後を過ごすためのポイントは3つあります。
1.人生を楽しむ
2.老後資金がある
3.健康管理がされている
この3つのポイントをおさえることで、豊かな老後を送ることができます。

 

人生を楽しむ

生きがいや趣味を見つけたり、後悔の無いようにやりたいことをやることで、より一層人生を楽しむことができるでしょう。

生きがい、趣味

 

 

生きがい、趣味を楽しむ

あなたには、生きがいや趣味がありますか?生きがいや趣味に打ち込み、ワクワク、ウキウキすることで、人生に充実感が生まれ、毎日の生活が楽しくなります。生きがいや趣味を通して、人間関係や行動範囲、新しい知見も広がるでしょう。

 

もし、生きがいや趣味がないと言う人は、ぜひ生きがいや趣味を見つけてみましょう。その場合、全くやったことのない事は難しいので、学生時代の部活やサークル、興味があったことなどから始めてみるといいでしょう。スポーツを行うのは体力的に難しくても、スポーツ観戦を通じて、趣味の世界を広げることも可能です。夫婦で楽しめる共通の趣味を見つけるのもいいですね。

 

そのためには、自分は何が欲しくて、どのような生活を送りたいのかを時間を取って改めて考えてみるのも良い方法です。誰かにインタビューしてもらうのはどうでしょうか。そうすることで、今まで知らなかった新しい自分に出会うことができるかもしれません。

 

やりたいことを書きだし、実行する(バケットリスト)

人が死ぬときに一番後悔すること、それは何かをやって失敗したことを後悔するのではなく、やりたいことをやらなかったことに後悔するといいます。そんな後悔をしないためにも、死ぬまでにやりたいことリスト(バケットリスト)を作ってみましょう。死ぬまでと言うと嫌がる人がいるのですが、死を考えることはより良い生を生きることです。

 

バケットリストとは、死ぬまでに自分がやりたいと思っていることを100個書いたリストのことです。書いたことをやったら、TODOリストのようにチェックしたり、線をひいていきます。

 

終活にはまだ早いですが、のんびりとしていると、どんどん時間が過ぎてしまいます。時間を無駄にせず、人生を楽しむためにも、「できる・できない」「大きい・小さい」にかかわらず、死ぬまでにやりたいことを考えてみましょう。

 

バケットリストの作り方のコツ

死ぬまでにやりたいことといわれても、漠然として100個も思いつかないかもしれません。

具体的にやりたいことを考えるコツをお伝えします。

・ジャンルをわけて考える

例えば、仕事のこと、趣味のこと、生きたい場所、読みたい本、食べたいものなど分けて書くことで、具体的にやりたいことがでてきます。

 

・短期、中期、長期のスパンで考える

例えば、今年中にやりたいこと(短期)3年かけてやりたいこと(中期)7年くらいかけてやりたいこと(長期)とスパンをわけると、具体的なイメージがでてきます。

 

・人のやりたいことを聞いてみる

自分では思いつかないことも、他の人のやりたいことを聞いてみると、やりたいことのイメージが広がります。夫婦や家族でお互いにインタビューしてバケットリストを作成するとで、お互いのコミュニケーションにもなり、相手の気持ちや希望もわかるでしょう。

 

・自分の力でできることを考え、他人のことをあてにしない

例えば、孫が10人欲しいと思っても、それは自分の力ではどうにもなりません。でも、常に子供と触れ合う場所にいたい、それなら保育園のボランティアなどをすれば希望はかなえられます。
自分の力で叶えられるリストを作りましょう。

 

・とりあえず書いてみる

100個のリストというと、ハードルが高く感じるかもしれません。なので最初は、小さなこと、例えばケーキを買って一人で食べるなどのお金や時間があまりかからないことから書いてみるのもいいでしょう。
また、制限をかけないことも大切です。やりたいけど、お金がないからとか、○○がないからなどと考えずに、とりあえず、自分のやりたいことを書いてみましょう。いきなり100個書けなくても、思いついたらどんどん足していけばいいのです。バケットリストの目的は、100個出すことではなく、自分のやりたいことを自分で認識して、それを行うことで、人生を充実させることだからです。

バケットリストは、自分の好きなノートなどを使って作るのもいいでしょうし、市販のバケットリスト手帳をつかって書くのもいいでしょう。
ぜひ挑戦してみてください。

 

 

老後資金がある

老後を充実させるためのお金はどうやって準備すればいいでしょうか。老後の資金のポイントは、入ってくるお金を増やし、出て行くお金を減らすことです。

そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、現役で働いているときと違って、入ってくるお金が減っていくのが老後です。そこで困らないように、老後のお金についてお伝えします。

老後資金

 

老後資金の目安

老後の資金は2000万円必要と安倍内閣が言っていましたが、あながち嘘ではありません。

 

単身無職世帯の家計収支

これは、単身無職世帯の平均的な家計収支です。年金が入ってきても、月々約4万円不足します。
この不足分は預貯金や保険金で補てんされます。不足分を1年分に換算すると約48万円、老後90歳までの30年では、総額は1440万円になります。

 

 

高齢夫婦無職の世帯の家計収支

 

こちらは、高齢夫婦無職世帯の平均的な家計収支です。月々約5.4万円が不足します。
この不足分を1年分に換算すると約65万円、90歳まで30年あるとすると、総額は約2000万円になります。

これらはあくまでも、健康で介護が必要ない場合の老後資金です。介護が必要になった場合は、もう少しかかります。介護費用の平均は1人500万円ほどですから、生活費と介護費を合わせて1人あたり1500万円必要ということになります。

 

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老後資金を準備する

独身で約1440万円、夫婦で2000万円、介護があれば1人あたり500万円プラスされる老後資金。この金額をどのように準備したら良いでしょうか。

 

老後に入ってくるお金を増やす

年金

前述の表からもわかるように、老後の資金は年金が多くを占めています。すこしでもその年金を増やすにはどうしたらいいでしょうか。

 

まず、会社勤めなどで、厚生年金の場合は、勤めている間に給料をあげておくことで、年金額が増加します。
自営業などで国民年金の場合は付加年金、小規模企業共済、国民年金基金などの制度を利用することで、退職金のようにもらえたり、受け取る年金額が増えることがあります。

付加年金
国民年金の保険料に付加保険料として毎月400円を上乗せすると、将来「200円×付加保険料納付月数」分の付加年金が受け取れるようになる制度です。
2年間で元が取れます。利用できるのは、国民年金の第一号被保険者と任意加入被保険者です。
小規模企業共済
自営業者や経営者のための退職金制度です。掛け金は1000円から7万円の間で選択し、全額所得控除の対象にもなるため、所得税や住民税が軽減できるメリットがあります。注意点は、20年未満の任意解約は元本割れすることなどです。
国民年金基金
国民年金の第一号被保険者が任意で加入できる、年金制度です。国民年金基金も掛け金が所得控除の対象となるため、所得税や住民税が軽減できるメリットがあります。
主な注意点は、一旦加入すると原則として任意で脱退ができなることなどが挙げられます。

 

また、老齢基礎年金と老齢厚生年金は原則65歳からの受取ですが、本人の希望により、その時期を早めたり、遅らせたりできます。

受け取りの時期を早めると(繰り上げ受給)年金額が少なくなり、受け取りの時期を遅くすると(繰り上げ受給)年金額が増えます。

それぞれの家庭の事情がありますから、一概には言えませんが、定年後も健康で収入があるようなら、繰り上げ受給することで得する可能性は高いといえます。

※相談はねんきんダイヤル(0570-05-1165又は各地域の年金事務所へ)

iDeCo(イデコ)

60歳まで引き出せない、手数料がかかるといったことはありますが、銀行などで取り扱っているiDeCo:イデコ(個人型確定拠出年金)も最近よくきく制度ですね。
メリットとして、所得控除され、節税になる。利益に税金がかからないなどがあげられます。

 

 

就職・副業

再雇用や、就職をすることで、入ってくるお金を増やすことができます。私の周りでは60歳で定年退職しても、まだまだ再雇用や再就職をして働いている人が沢山います。
働くことで、社会との繋がりも保てますし、お金も増やすことができます。

また、起業するのもいいでしょう。自分の趣味やいままで培ってきたものが起業のタネになることがあります。夢を叶えるのにおそいということはありません。今があなたの人生の中で一番若いので、夢や起業のタネを持っているなら、挑戦するのもいいかもしれません。

※ただし、定年後の再就職で、給料と年金額がある一定の金額を超えると、年金額の一部もしくは全部が減額されてしまいます。65歳未満では基本月額と総報酬月額相当額の合計額が28万円以上、65歳以上は厚生年金に加入すると基本月額と総報酬月額相当額の合計額が47万円を超えると年金の一部もしくは全部が減額されます。
※相談はねんきんダイヤル(0570-05-1165又は各地域の年金事務所へ)

 

 

資産活用

資産を活用したり、資産運用を行うことで入ってくるお金を増やすことができます。今は金融商品などの資産運用のセミナーも沢山ありますから、そのようなセミナーで勉強して資産を増やすのもいいでしょう。また、持ち家を資産として活用できることもあります。

持ち家の活用

リバースモゲージ
自宅に住みながら、その不動産を担保に融資を受けられる仕組みです。満期時や、契約者の死亡後に不動産を売却するなどして返済することができます。

 

ハウスリースバック
自宅をリースバック専門の不動産会社へ売却し売却代金を受け取ります。
一方で、買主(オーナー)にリース料(家賃)を支払って元の自宅に住み続ける仕組みです。売却なので所有者は不動産会社にあります。

 

賃貸・売却
施設に入居するなどの理由で、親や自分の持ち家を賃貸に出したり、売却することで、現金収入を得ることができます。

 

 

老後に出て行くお金を減らす

現役時代より収入が減り、収入が年金だけだと、月々の生活費は平均約5.4万円不足します。それを解消するには、出て行くお金を見直すことで、老後の資金を長く保つことができます。

 

生活費を見直す

多くの場合、定年間際は子育ても一段落して、住宅ローンも終わります。何でもかんでも節約して、人生の幅が狭まってしまうのは本末転倒ですが、現在の生活費を洗い出し、不必要なものは、少しづつ減らしていきましょう。年金の範囲内で暮らすことができれば、貯金を切り崩さずに済みます。

その時、夫婦であれば、一緒に家計を見直しましょう。家計を預かっていない方は、家のお金のことに関心がないと、意見の食い違いや、方向性の違いから、お互いに協力してくれないと思うかもしれません。
また、他の家族を引き合いに出されても、家計を預かってきた方としては、嫌な気分になるでしょう。(私なら嫌な気分になると思います)

まずは、自分の家族が何を大切にしていて、どこにお金をかけたいか、どのお金なら節約できるのか、お互いの気持ちを対等に話し合うことで、共通認識をもち、同じ方向を目指すことができます。

 

保険を見直す

生命保険にはいっているならば、補償内容と金額を見直してみましょう。子供が成人していれば、多額の死亡保障はもういらないことがあります。
医療保障も大切ですが、年齢を重ねると、介護が必要になる可能性が出てきます。医療には高額医療制度がありますが、介護保険では、限度額を超えた自己負担分の介護サービス費は返ってきません。

また、自転車や自動車での事故のリスクも高まります。それを考えると、民間の介護保険や、損害保険を視野に入れ、保険を見直すことで、将来のリスクへの対応ができるでしょう。

 

 

 

健康管理がされている

健康管理がされているというのは、病気がまったくなく、健康な状態ということではありません。予防できる病気は予防し、もし持病があれば、持病と上手く付き合うこと、そしてご自身の健康管理に心配がないように住まいを選択するということです。

健康管理

 

 

病気の予防

病気には予防できるものとできないものがありますが、予防できる病気はできるだけ予防しましょう。

生活習慣病の予防

生活習慣病は、食生活、運動習慣などの生活習慣を整えることで予防することができます。塩分の多い飲食物や、糖分の多い飲食物、脂肪分の多い飲食物を続けると、生活習慣病のリスクが高まります。このような食事は高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病の原因となり、それにより動脈硬化などを引き起こします。
食事、運動を楽しみながら生活習慣病を予防しましょう。

 

介護予防

要介護状態となる原因
1位認知症、2位脳血管疾患、3位高齢による衰弱、4位骨折・転倒

このような病気に気を付けることで、要介護状態になることを予防することができます。

1位の認知症の原因となる病気を予防することは難しいですが、認知症の状態を予防できる可能性はあります。
2位の脳血管疾患は生活習慣病を予防することで、病気の予防に役立ちます。
3位の衰弱、4位の骨折に関しては、適切な栄養を摂ること、適度な運動をすることで、老化を予防し衰弱や骨折のリスクを減らすことができます。

 

住まい

いま健康であって介護の必要がなくても、今の家で暮らすことに不安を憶える場合もあるでしょう。もし持病があって、健康状態に不安があればなおさら不安を憶えるかもしれません。このような場合、高齢期の住まいの選択肢として老人ホームを考える場合もあるでしょう。自宅で暮らすより、施設の方が安心だと言って、健康型老人ホームで余暇をのんびり過ごしたいと思う人もいます。

老人ホームというと、介護が必要な人が入るイメージを持っているかもしれませんが、今は健康な人向けの老人ホームもあります。

健康な人向けの老人ホームには、
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者住宅
・シニア向けマンション
などがあります。
入居金は0円~数億円と開きがあり、月々の費用も10万円~数十万円かかります。

 

有料老人ホーム(健康型)

有料老人ホームは老人福祉法に基づく施設で、人員や施設などが細かく決められています。契約形態は多くは「利用権方式」で終身にわたり居室と共用施設を利用する権利と生活支援サービスなどを受ける権利が保障されます。
「利用権」は譲渡や相続、転売はできません。

 

サービス付き高齢者住宅(健康型)

サービス付き高齢者住宅は高齢者の居住の安全確保に関する法律に基づく施設で、国が定めた基準をクリアしている高齢者向けの賃貸物件です。契約形態の多くは「賃貸借方式」です。

 

シニア向けマンション

シニア向けマンションは、特に規定がなく、基本的には一般の分譲マンションと変わりません。バリアフリーであったり、レストランやプールなどの共有施設が充実しているなど
高齢者が暮らしやすくなるサービスを提供しています。契約形態の多くは不動産売買契約を行い、「所有権」を持つことになります。
「所有権」は転売も相続も可能です。

 

※健康型の老人ホームは要介護状態になると、退去が必要になる可能性があります。ですから、見学や契約の際には、入居金の償却や退去等の条件について確認しましょう。

 

 

5.まとめ

定年を迎えるときには、住宅ローンも教育費もめどがつき、金銭面でも、心理面、時間的にも余裕が出てくる時期ではないでしょうか。生きがいや趣味を楽しむ気持ちの余裕も出てくるでしょう。
リタイアしたことで、今まで見過ごしてきたことも、立ち止まって楽しめるようになるかもしれません。

いくつになっても、遅すぎるということはありません。より自分らしく人生を楽しみ、これから先の人生を豊かに過ごしていきましょう。

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